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今年のタンポポから・・・
【2004年の一枚】+++朝陽を待つ綿毛+++
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・・・「これだー!」というような「一枚」は撮れませんでした。(苦笑)

*2004年はその月によって「撮る」 「撮らない」 のはっきり分かれた
 年になりました・・・。

*台風が沢山来て、草野球の試合が消化できずダブルヘッダーも初体験
 それでも、まだ今年度の試合が残っています・・・
 ・・・3月には05年度開幕なのですが(苦笑)

*体調も目については「信じられないくらいに良い」と先生に言われて
 少し嬉しいこの頃です。

*今年一年お世話になりました・・・
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by off_road | 2004-12-31 12:59 |  + デジカメから・・・
今日の空
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雨上がりの空は冷たい風が強くて

雲はあっという間にカタチを変えて

見えなくなります
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by off_road | 2004-12-30 09:59 | ◆空
12月のヒマワリ
a0013879_1316309.jpg


12月に咲き始めたヒマワリも

そろそろ限界・・・

ありがとう「真冬のヒマワリ」
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by off_road | 2004-12-29 13:16 | ◆草
色の無い花
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冬の湿原に雪が降る前

色の無い花がありました

「しおりにしてもいいよ」

と言ってくれたけど

「写真だけで十分 また春に・・・ね」



・・・そういえば この頃「本」というものを

手にしてないことを 思い出させてくれました
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by off_road | 2004-12-27 23:58 | ◆葉っぱの会
Merry Christmas
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ステキな朝です

ダグラス・ファー(の一種)と青空

Christmasの空気を堪能しています。
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by off_road | 2004-12-25 08:17 | ◆草
【ジングルベルが聞こえない】・・・サンタ予備校卒業試験

* 卒業試験

  (『帰宅するまで開封しないこと』って言ってたけど・・・気になる。)
【サンタ予備校卒業試験】
取扱注意:この文書は個人情報を含みます
僕は学校を出る前に開封していた・・・。
  (デニスくんか~ カナダね・・・近いな)
  「お、おい、今デニス君って言った?」
玄関前ロビーで横を通り過ぎたゴローさんが、振り返りながら聞いてきた。
  (エッ、何・・・?)
僕が口を開く前に、問題用紙を覗き込んでいる。
  「か、カナダ、アルバート州・・・あ、あのデニスだ。ま、間違い無い。」
  (あのデニス?有名なのか・・・)
  「ま、まぁ、がんばれ・・・」
そう言った目は、がんばれとは言っていないように見えた。
  (なんだよ~気になるなぁ・・・あの人は不気味だなぁ。
  駅前のサンタゼミから転校してきたんだよな~
  噂じゃ、5浪だからゴローって呼ばれてるとも聞いたな・・・
  あの人は、中途だから試験受けれないんだ・・・)
問題用紙をカバンに入れ、学校を出た。
外は氷の世界・・・
  (アルバートならココより暖かいだろうなぁ)


** カナダ・アルバート州のデニス君

元気すぎる太陽が、雪の大地に光を投げつづけている。
  「この時期 君たちとは長く会えないからね」
太陽の想いを邪魔するものが少ないこの地域では、恥かしくなる程の光が
溢れている。
雪はその想いを、ほかのみんなへ投げ返し木々を下から照らす。

  「あんなこと言ってても ホントは『夜』の為に頑張っているんだよな」
  「そうそう アイツの為だよな」
  「そーだ そーだ」
10m程のダグラス・ファーたちが、通り過ぎた太陽にこぼした。
  「そう言っても アイツが来てくれなきゃ俺たちは困るから
   アイツにはアタマがあがらない・・・あのダーガロス爺さんでさえ
   届かない程 高いところを飛んでるしな」
45mクラスが諭した。

ダーガロス爺さんは、ここから見える大地で一番背が高く
70mオーバーのダグラスファーだ。
この大地で生まれ育った木のことは、すべて知っている。
自然から生まれてきた木、植林された木、クリアカットされていった木
倒れて大地に還った木・・・見えるところにいる木はもちろん
見えない、山の向こうの木が考えていることまで分かってしまうのだ。
『どうしたものかのう』が口癖だが、その一言だけでいろんな木の悩みを
解決してしまうから凄い。
時々、といっても4~50年に一度『どうしたものかのう』の独り言が
多くなる・・・「その時は 何か起こる」と言われている。
2年前から独り言が多くなっているのを、大地の木々たちは心配していた。

太陽の言う通り、あっという間に夕焼けになり
冷たくてキレイなカナダの夜が始まった。
ダーガロス爺さんの森のずっと東の、町を二つ越えた先にある
山の丘でデニスは空に向かって言った。
  「雲ひとつ無い空だから 今日もオーロラさんは忙しそうだね」
  「ああ~太陽が張り切ってるからさ~仕方ないじゃんね~~
   今日は~誰も来てないんだ~~
   そーいえば君は~なかなか背が伸びないね~~~~
   ~~~ゴメ~ン気にしてた~?」

  「うーうん 気にしてないよ・・・僕 大人になりたくないから・・・」

  「そ~んなこと言ってても~大人には~~なるさ~~~~」
オーロラは、そう言って東の方へ流れて行った。
今日の太陽はかなりチカラ入っているのか、大地と気が合うのか
オーロラをグリーンからパープル、レッドへと変化も移動もすばらしい。
 (僕は 大人にはなりたくない・・・・ならないんだ・・・
  月に一度はつぶやいてしまうけど 今週はもう2回目・・・
  12月だからかな ・・・ここへ来て2回目の冬か
  ・・足がイタ痒いけど なかなか慣れないなー)
さっき以上にまぶしくイエローグリーンに光りだしたオーロラを
遠くに見ながら、デニスは静かに目を閉じた。


デニスのいる小屋・・・
町外れの丘の上にある「大きな物置小屋」。
丘といっても山の中腹にあり、10年前に北西~北東側の樹木が
クリアカットされて、オーロラを観測するには最高のポイントだが
それを目的で訪れる人は少ない。
管理人と決められた人はいないのだが、週に2日位は誰かが利用している。
枝打ちに来た人たちの休憩所であり、トレッキングに欠かせない
水場であり、夏場は子供達もがんばって登ってくる。
人が来ない時は、エルク(トナカイ)や
マウンテンゴート(シロイワヤギ)たちの水場でもある。
その水は小屋の東の山から流れてくる「おいしい水」で
動物たちには好評なのだが、少しクセがあり人間には好き嫌いがハッキリと
分かれるようだ。
小屋の中は作業台のような傷だらけのテーブルに椅子はひとつ。
壁際に丸太が転がしてあり、それがベンチとして使われている。
小さな薪ストーブがあるので、泊まる事も可能だが
泊まる人といえば、小屋の中の「絵」を毎月掛け替えに来る老人だけだろう。
先週来て、クリスマスツリーとオーロラの間を飛んでいる
「サンタクロース」の絵を置いて、「メープル街道の紅葉」の絵を持って
山を降りていった。
[ ノーブル・ファー 微香・落葉少・持ち良 ]
デニスが付けていた名札は、あの日から無い。
あの日から・・・


*** あの日 サンタとデニスと・・・

町外れにあるツリーファームでは、クリスマスツリー用にいろんな木が
植林されていた。デニスは「デスクトップタイプ」の区画にいたが、やはり
デスクトップは人気が無く年に2~3本しか売れない。
2m位に伸びないと、見向きもされないのだ。
ファームにいる木たちは早く大きくなって、立派なツリーとして
カットされていくのが夢だ。
その為に植えられているのを、自分で分かっているのだろう・・・。
カットされクリスマスツリーとして飾り付けられて、用が済めば
さらにカットされチップとなり燃料になる・・・最期は灰となって大地へ還る。
そういう一生であり、それが普通であると思っているし信じている。
デニスは悩んでいた
   (なんか違うような気がするなぁ・・・なにが違うのかもワカラナイけど)
周りの木からは
  「切られるのが怖いのか」
  「おまえはそれでもノーブル・ファーか」
とか言われるけど・・・そう言われると余計に反発していた。
純粋に「あれ?」という気持ちは、ただの反抗期の少年になってしまった。
木のそういう気持ちは、伸びや枝ぶりに如実に反映されてしまう。
デニスは、自分が「伸びない元気の無い木」になっていることに
気付かなかった・・・。
ダーガロス爺さんとは、よく話もしていたがデニスには
「答え」が理解できずにいた。
  (どこか他のところへ行きたいなぁ・・・)
空へつぶやく日が多くなっていた。
その冬、12月24日・・・彼は来た。
  (こんな時間に誰だろう?泥棒?でも、のこぎり持ってないし・・・
   派手な格好だし)
彼はデニスの前に迷わず来て
   「き、君がデニスかい?」
   (なんだこの人?)
   「ぼ、僕はサンタさ」
   (えっ!僕の声聞こえるの?スゴイ!・・・サンタサさん?)
   「き、君の願いをかなえに来たんだ」
   (僕の願いを?・・・でも どうして・・・)
サンタは答えず、デニスの周りを持ってきたスコップで掘り始めた。
   (あっ痛っ!今 根っこを少し切ったよ。痛ーっ!)
   「す、少しの我慢だよっ、ハァハァ」
サンタはすぐに息切れしだしたが、必死に掘り続けた・・・そして
なんとかデニスを掘り出してソリに載せた。
・・・デニスはそこからの記憶が少し欠けている。
   「ハ、ハァハァ・・・」
   (・・・ココはどこ・・・?)
デニスを鉢に入れて土をかけている姿・・・一瞬、意識が戻ってまた消えた。
それがサンタの最後の記憶だ。
次に気が付いた時は、サンタは見えずマウンテンゴートの子供が目の前にいた。
サンタによる旅立ちそしてユーイとの出会いだった。


**** いつまでも どこまでも・・・そして

小屋へ来てからは、何もかもが新鮮だった。
最初の一年は、受け入れなければならない事ばかりだったが
何故か苦にならなかった・・・。
ただ、ここでは自由に水分を摂れないというのが辛かった。
   (・・・っくぅ~!美味しい 助かったよ~~ありがとうユーイ)
   「オマエ 大丈夫か?・・・水飲めないのは大変ダナ」
   (ふぅ~   大丈夫だよ ちょっとやばかったけど)
ユーイが水を口に含んで、鉢に運んでくれなければデニスは意識をなくすところだった。
ユーイは聞き上手で、デニスの独り言に返事も相づちも無く
適度な距離で聞いていた。
ツリーファームの話、サンタのこと、ダーガロス爺さんのモノマネ・・・
苦しい話から楽しい話、そしていつも最後は空を見上げて無言の二人になる。
昨日より少しのんびりした、オーロラが無言で通って行った
忘れていたツリーファームで出せなかった「答え」のことを
考えてしまうのだった・・・今ではナニが「問題」なのかも判らなくなって
悩めるデニス復活だった。
   (こんな時ダーガロスお爺さんがいたら なんて言われるかな)
鉢植えになり、大地から離れたデニスには
ダーガロス爺さんの声は聞こえない。
   (いつまで僕は考えるんだろう サンタさんにこんなステキな場所に
    連れて来てもらったのに・・・やっぱり大人にならないとわからないのかな
    イヤ 大人にはならなくてもいいんだ)
今日もオーロラは白い雪をほのかに照らしている・・・
   (・・・でも どうしてサンタさんは 僕をここへ連れて来たんだろう?)
考える事がまた一つ増えてしまったようだ。
   「・・・?・・・・っ!」
   ( ん? )
ユーイが急に立ち上がった瞬間バッと走りだした!
と、同時に銃声が山に響いた・・・
弾の一つがデニスの鉢を割った。
バランスを崩し、切り株から倒れたデニスの頭は雪に少し刺さった状態で
鉢が割れて無くなった根っこむき出しの土の部分は
切り株にのっていて逆立ちになってしまった。
倒れながら、ユーイが森へ走って行くのが見えた。
   (ユーイ・・・大丈夫だったんだね・・・
    僕はどうなるんだろう・・・)

太陽が心配そうに、でも思いっきり照らしながら5回通り過ぎた頃
デニスの意識が消えようとしていた。


****
*    その風とダグラス・ファーたち

ロッキーの山々から、津波のようにソレはやってきた。
生き物たちの感覚を狂わすような空気・・・

大人のダグラスは足元に落ちたものを見て驚いた!
  (ロッキー西に住んでるWRC[ウエスタン・レッド・シーダー]の種子が
   こんなところまで飛ばされて来てる・・・そ、それにこの風・・・)

  『どうしたものかのう(笑)』

  「ダーガロス爺さんが、笑ってる!?しかも括弧でー!」
  「ボケちゃったのかよーー」
  「大丈夫なのかなー」
若いダグラス達は、不安を隠せない。

  (・・・これは、もしかして ダーガロス爺さん!)

  『どうしたものかのう(苦笑)』

  「今度は(苦笑)だよーー」
  「ヤバイんじゃないのーー」
  「怖いよーー」

  (チヌークだ・・・)

  「ちぬーく?」
  「血抜ーく?」
  「やだーー!」

  『どうしたものかのう』

  (チヌーク風だ。はるか向こうの海からの風がロッキーにぶつかり
   温風をこちら側まで流し込んでくる・・・
   一気に温度が上がるぞ!気をつけろ!)

  「・・・ホントだ。温かーい」
  「なんか気分が悪くなりそうだなーー」
  「気持ちわりーよーー」

  (こんな規模のチヌークは40年ぶりだろう 一気に+1~2℃まで気温は
   上がるぞ)

  『42年ぶりじゃよ。あん時よりも上がるじゃろう・・・どうしたものかのう』

  「そんなに暖かくなるのーーー?」
  「12月なのにーーー?」
  「気持ちわりーよーー」


チヌーク風はダグラス・ファーたちの森を包みこみ、川を越え町を越えて
デニスのいる小屋も包んでいった・・・。
そしてアルバータ南西部のほとんどが、チヌークに包まれた。


****
**   目覚めたデニス

  (う~ん・・・疲れたよ~ 足が冷たいよぉ 苦しいよぉ・・・
   ・・・誰か水を・・・  か ぜ? 今は・・風より・・・水を
   ・・・み・・・ず・・・)


  (・・・ユーイが走ってる 屋根から融けた雪が ぽたぽた落ちて・・・
   ずーっと寝てたのかぁ・・・この水が無かったら危なかったなぁ・・・
   もう 春かぁ・・・足には一番辛い季節がまた始まるんだ~
   暖かいなぁ  アレ?まだドアのリースがクリスマス仕様じゃないか~
   12月から誰も来てないのか~そんなわけないはずだけど
   オーロラさんに会いに毎年来てる人たち・・・どうしたのかな・・・
   それに背が低くなった気がするなぁ 場所を変えられちゃったのか~
 
  『どぅ・・・のかの』
 
 
 
  (・・・?
   ・・・・こ・この声!)
 
 
  『どうしたものかのぉ』
 
 
  (・・・ダーガロスお爺さん!! でも どうして?
   あの日から聞こえなくなっていたのに!)
 
ダーガロスのいる西の空を、遠い目で見ていたデニスは
視界に入ってきた冬の景色を信じられなかった。
 
  (雪?みんな雪をかぶっているの?町もまだ白い・・・
   春 じゃな・・・いの?  だって足が痛痒・・く無い! 伸ばせる!
   ・・・そういえば鉢が割れて・・・!?今は普通に立ってる!)
自分の足元を見ると[鉢]ではなく、それよりも少し大きい地面が見える。
その周りは雪だ。その大地の感覚は2年前に味わったものに、似ているが
少し違う。
  (もしかして戻れたの?・・・大地に!)
  『どうしたものかの』
  (そうだよね!ダーガロスお爺さんの声も聞こえるし・・・
   やったーーー! ユーイが戻してくれたの?)
走り回っていたユーイは、腰を下ろすと東の森を見つめて言った。
  「血の色の服に雪をつけた人 さっき見た エルクたちと森へ行った」
  (エルクとニンゲン?・・・それって小屋の中の絵のことかい)
  「あの服は似てた 顔は違った」
  (ササンタ兄さんだ!僕知ってるよ  ここへ来る時もササンタ兄さんに
   連れてきてもらったんだから  背は高くなくて 黒くて長い髪を
   縛って帽子の中に入れてたでしょ!あっ それと青白い顔じゃなかった?)
  「顔色茶色っぽかった それから 」
  (・・・それから?)
  「あの絵みたいにエルク達 鞭で叩かれていなかった
   エルク達のが強そうだった それと」
  (・・・ふ~ん ササンタ兄さんじゃないのか~誰かな・・・それと?)
  「ドアの前に 箱 置いていった」
  (なんだろう?あの箱・・・)
  『どうしたものかの』
  (久しぶりだね!ダーガロスお爺さん  
   でも僕の気持ちは変わっていないよ
   大人にはなりたくないし ならないよ
   だけど それ以上に 大地でみんなと暮らしたい
   いろんなところへ行けなくても 大地に・・・)
  『どうしたものかの』
  (ありがとう ゆっくり考えればいいんだよね
   時間は沢山あるもんね・・・そうそうお爺さん この暖かい風は?)
  『どうしたものかの』
  (え!そうなの・・・うんうん へえ~・・・・・・・・・・)

2004年12月24日に吹いたチヌーク風は
アルバータ州南西部を数時間で-18℃から+7℃まで上げ
観測史に記録されるチヌーク(フェーン現象)になった。


****
***  2004年12月25日

翌25日の夜・・・オーロラを撮りに小屋へ来る男女がいた。
「あれ?あんなところに木あったっけ?」
「いいや、無かった・・・っていうかその木、入り口横の切り株の上に
 鉢植えで置いてあったやつじゃないかぁ?」
近づいてきた二人は、ドアの前に置かれた箱を見つけると
お互い見つめあった。
「もしかして?」
「もしかして?」男の方が少し遅れたが、同じコトを思い口にした。
「貴方じゃないの?」
「君じゃないのかい?」
男が箱を持ち上げる時、一枚の紙が落ちた。
女はそれを拾うと
「何か書いてあるよ・・・『そこのツリーに飾って下さい。』」
「おい、裏にも書いてあるぞ」
「えっ!あ、ホントだ『飾り付けを外しておいて下さい』?何これ?」
「おーおー結構入ってるぞ。こんなに付けれないな。」
「!開けちゃったの・・・」
「僕たちは『付ける役』なんだよ・・・付けよう」
「そうしよっか!」
箱に入っていたクリスマスツリー用の飾り付けは、半分も使わなかった。
「こんなもんだろ」
「そうね、ごちゃごちゃしててもかわいそうだし」
二人は箱を小屋の中のテーブルに置いて、さっきの紙を裏を上にして置いた。

その日のオーロラは、パープル系の濃淡でゆっくり流れていた。

二人が帰って、すぐにユーイが来た。
  (どうだい?似合うかな?)
  「小屋の絵の木と同じだ おかしい」
  (なんだよ~笑わないでよ~・・・でも 悪くない気分だよ
   こうしてもらえるのも 今のうちだもんね・・・背が伸びたら
   みんな届かなくなっちゃうし・・・)
デニスは大きくなっている未来の自分の事を、初めて考えた。


****
**** 卒業試験

  「ゴローさん!」
  「!な、何だい・・・大きな声出して」
  「ゴローさんがデニスを連れ出したんですね」
  「!!・・・ど、どうだった? げ、元気だったかい?」
  「会いたがっていましたよ!ササンタさんに」
  「・・・・そ、そうか。き、君は何をプレゼントしたんだい?」
  「・・・大地に戻しました。危ない状態だったけど・・・
   あの日、チヌークが吹かなければダメだったかも・・・。」
  「・・・・・・そ、そうか。よ、よかったな。
   ご、ゴメン授業が始まるから・・・。」
  「ええ、また・・・」

難しい問題だった。
合否はもう、どうでも良かった・・・ただ、カナダへもう一度行きたい。


☆★☆★☆★☆★☆【ジングルベルが聴こえない】☆★☆★☆★☆
【企画内容】
今年最後の送りバント企画です。
サンタ予備校の卒業試験として新米サンタになり、
子どもたちにプレゼントを届けるストーリーを創作する企画です。

【参加方法】
この記事へ鍵コメで参加表明してください。
http://earll73.exblog.jp/1436778
どこの国の誰へのプレゼントかを各自にお知らせします。
それをストーリーに組み込んでください。
その他の人物像、ストーリーの背景などは自由です。

【TB期限】
12/24 21:00~ 12/25 21:00の1日
投稿日付変更機能を使って日付は
12/25 0:00に合わせてもらえると一斉アップの雰囲気が出るかと。


※誰でも参加出来るようにテンプレを文末にコピペお願いします。

企画元 毎日が送りバント (http://earll73.exblog.jp/)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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by off_road | 2004-12-25 00:00 | ◆TB企画モノ
今日のタンポポ
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冷たい風を小さくなって
あたらないようにしながら
咲いていたタンポポです
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by off_road | 2004-12-24 12:11 |  + 携帯から・・・
今日の木
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30m位の・・・木

仕事中じゃなかったら

絵に描きたいような木です

と言っても・・・休みの日だったら

携帯じゃなくてデジカメで撮るよね
描かないよね(苦笑)
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by off_road | 2004-12-23 15:08 | ◆草
今日の空
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昨日より強い風で

雲もいっぱい来ました


(そんなコトより、書かなきゃ!サンタ試験)
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by off_road | 2004-12-23 11:33 | ◆空
今日の空
a0013879_1217657.jpg


今日は山を越えてきた雲が
ゆっくり流れている空です
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by off_road | 2004-12-22 12:17 | ◆空